世界テレビ市場で1、2位を競うサムスン電子とLG電子がAI(人工知能)を搭載した次世代テレビでシェア争奪戦に突入した。両社とも画質改善と機能強化を掲げた新製品を相次いで発表し、グローバル市場で本格的な販売を開始する。
先陣を切ったのはLG電子。ソウルの瑞草(ソチョ)R&Dキャンパスで「2018年新製品発表会」を開き、OLED(有機発光ダイオード)テレビ10種を公開した。新製品の価格は55㌅で300万~360万㌆で、従来より20~30%引き下げ、OLEDテレビの大衆化を進める考えだ。
これら主要モデルには自主開発したAIプラットフォーム「ThinQ」を搭載。音声だけでテレビ操作を可能にした。また、テレビと連結した他の家電製品の音声操作もできる。
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