アフリカ開発銀行(AfDB)の年次総会が23日、釜山のBEXCO(国際展示場)で始まった。「アフリカの産業化促進」をテーマに25日まで開かれる。総会を主宰した金東兗(キム・ドンヨン)・経済副総理兼企画財政部長官は「アフリカは漢江の奇跡のように『砂漠の奇跡』を実現する十分な潜在力がある」として、全面協力を約束した。前日には閣僚級の第6回韓国・アフリカ経済協力会議(KOAFEC)が開かれ、韓国がアフリカ諸国に今後2年間に50億㌦の金融支援をする共同宣言文を発表した。
AfDBは、アフリカ諸国の経済・社会の発展のために1964年設立された国際機関で、韓国は82年に加入した。KOAFECは2006年に創設、韓国の経済開発の経験の共有をめざし、韓国とアフリカの企業間の交流や経済協力のための閣僚級経済協力の窓口の役割を果たしている。
域外加盟国で開かれるAfDB年次総会としては今回が5回目。総会には加盟国を中心に80カ国の代表団、国際機関関係者、アフリカ企業、ジャーナリストら4000人が参加した。サアデディン・オスマニ・モロッコ首相、エチオピアやガーナなど35カ国の財務長官、金墉・世界銀行総裁、マイケル・グリーン米国際開発庁長らも出席。
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