国連総会に出席するためニューヨークを訪問した文在寅大統領は24日、トランプ米大統領と会談し、韓半島の終戦宣言を早期に実現することで認識を共有した。文大統領は「年内実現は可能だ」と判断した。また、平壌での南北首脳会談結果に関する文大統領の説明を受け、トランプ大統領は近いうちに第2回朝米首脳会談を開催する意思を明らかにした。早ければ10~11月開催の可能性も出てきた。
今回の韓米首脳会談はニューヨーク市内のホテルで1時間25分行われた。文大統領は18~20日に行われた南北首脳会談に触れ、「金正恩国務委員長は、トランプ大統領とだけが非核化問題を解決できるため、早期に会談して非核化を速やかに完了させたいと述べた」と伝えた。また、「北の核放棄は北政権内部でも後戻りできないほど公式化された」と強調した。
トランプ大統領はこれを評価。その上で両首脳は、2回目の朝米首脳会談の開催に向けた緊密な協力を申し合わせた。トランプ大統領は金委員長について「とても開放的で立派だった。彼の交渉妥結に対する大きな役割を確認した」と評価。第2回朝米首脳会談開催時期を「極めて近い将来に発表できる」と述べた。「数週間以内」の観測もあり、年内開催の実現性は高まっている。会談の開催場所はシンガポール以外になる見通しだ。
つづきは本紙へ