韓国西海岸の干拓地、新萬金(セマングム)を再生エネルギーのメッカにする動きが本格化した。全羅北道群山の水上太陽光発電所で「新萬金再生エネルギービジョン宣布式」が開かれ、発電容量が原発4基分の4㌐㍗(400万㌔㍗)規模の太陽光と風力など新・再生エネルギー発電団地を建設する計画が発表された。宣布式に出席した文在寅大統領は「新たなエネルギー転換を宣布する。新萬金は韓国再生エネルギーの中心だ」と強調した。
政府が発表した「新萬金再生エネルギービジョン」と新萬金開発庁が報告した「新萬金再生エネルギー事業」によると、事業敷地は38平方㌔㍍で、新萬金の全面積409平方㌔㍍の9・36%を占める。発電設備とともに企業や研究機関を誘致し、再生エネルギークラスターを構築する。
10兆㌆の民間投資資金を誘致し、延べ200万人を投入して建設に着手する計画だ。まず2022年までに太陽光2・4㌐㍗、風力0・6㌐㍗の発電所を建設する。
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