製油・化学からバッテリー事業に領域を広げているSKイノベーションが、EV(電気自動)車用バッテリー生産のため大型投資を決定した。中国、ハンガリーに続く海外投資だ。投資先は米国。ジョージア州ジャクソン郡コマース市に1兆1396億㌆(約10億㌦)を投資して工場を建設する。来年初めに着工し、2022年完成を計画している。年間32万7000台分のバッテリーを生産できる9・8㌐㍗時規模で建設する。
韓国企業が米現地に電気自動車用バッテリー工場を建設するのは、2012年に完成したLG化学のミシガン州ホランド工場に次いで2カ所目。
工場敷地はサッカー場約136面が入る112万2000平方㍍。新工場が完成すれば、SKイノベーションは韓国(忠清南道瑞山市)とハンガリー(コマロン)、中国(常州)を含めて4カ国で生産体制を構築することになる。
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