韓国の経済成長率が前期比で今年初めてプラスに転じた。韓国銀行が27日発表した第3四半期（7～9月）の実質ＧＤＰ（国内総生産）速報値によると、前期比1・9％増加した。新型コロナウイルス感染症の打撃を受け、第1四半期（1～3月）が1・3％減、第2四半期（4～6月）も3・2％減と2期連続でマイナス成長に陥った。特に第2四半期はリーマン・ショック直後の2008年第4四半期（10～12月）の3・3％減以来の低水準だ。こうした前期のマイナス成長の反動も大きく、第3四半期はプラスに転じたが、これを弾みに今後の景気回復を期待する声も上がっている。

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