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2022/02/11

<総合>政府予測2.2%上回る物価高、インフレ懸念が現実化

  • 政府予測2.2%上回る物価高、インフレ懸念が現実化

 韓国でインフレ懸念が現実化している。統計庁の発表によると、1月の消費者物価が前年に比べて3・6%上昇した。これで4カ月連続の3%台の上昇率となった。政府予測の年間2・2%を上回っており、2012年2月(5・6%)以降、ここ10年で最大かつ最長の物価高だ。外食費・公共料金・住居費・石油類・農水産物などが一斉に上がっており、庶民生活にも影響を及ぼしている。原油をはじめとした原材料の輸入物価の上昇が継続しており、グローバルサプライチェーン(供給網)リスクに対する解消の見通しも立っていない。本格的なインフレ対策が急がれている。


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