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2022/01/01

<総合>脱炭素時代の韓国経済

 新型コロナウイルスの感染が依然として続く中、世界は脱炭素に向かって進んでいる。韓国は世界10位内に入る温室効果ガス排出国。2050年まで排出ゼロの「炭素中立(カーボンニュートラル)」実現を国家目標に掲げ、再生エネルギー開発などに取り組んでいる。産業界では二酸化炭素を排出しない水素燃料電池車に舵を切り、ポスコが水素還元製鉄法の実現に挑むなど大きな変化が起こっている。新たな技術開発だ。国民生活においても、より一層の省エネなどが必須となっている。このような脱炭素時代における韓国の現状と課題は何か。弊紙客員ライターが論じる。


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キム・ミョンジュン 1970年韓国仁川生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期・後期博士課程修了(博士、商学)。独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て、2008年からニッセイ基礎研究所。

むこうやま・ひでひこ 1957年東京生まれ。中央大学法学研究科博士後期課程中退、ニューヨーク大学修士。証券系経済研究所などを経て、2001年より(株)日本総合研究所勤務、現在調査部上席主任研究員。中央大学経済学部兼任講師。主な著書に「東アジア経済統合への途」など。

はやし・ひろしげ 1940年韓国生まれ。同志社大学法学部卒。インディアナ大学経営大学院MBA(経営学修士)課程修了。法政大学大学院経営学博士課程満了。長年、外資系マーケティング・コンサルティング会社に従事。滋賀大学、同志社大学大学院ビジネス研究科教授を経て中国西安交通大学管理大学院客員教授。

キム・ミトク 1962年兵庫県生まれ。多摩大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授、アクティブ・ラーニングセンター長。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て現職。