SKハイニックスは、世界最高性能のDRAM半導体の「HBM3」の量産を開始し、まず米半導体メーカーのエヌビディアに供給すると発表した。昨年10月末の開発から7カ月の短期間での量産化だ。HBMは、従来のDRAMよりデータの処理速度が速い高性能製品だ。1秒で819㌐バイトのデータを処理でき、フルHD映画163本を1秒で伝送できる能力がある。AI(人工知能)やビッグデータなどの分野では、より高速かつ大量のデータを処理することが求められており、HBMはそうしたニーズに対応できるため、今後、幅広い業界での採用が期待されている。
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