サムスングループが石油化学と防衛産業分野の系列会社4社をハンファグループに売却することを決めた。これら4社の昨年の売上高は合計14兆ウォンと巨額だ。いずれも該当分野の有力企業であり、思い切った決断だといえる。「肥大化する一方の財閥だっただけに、韓国の産業史に残る出来事だ」との評価もある。
今回の売却については後継体制も絡んで様々なことがいわれているが、確かなのは、サムスンにとって最強の電子部門ですら中国などから追い上げられる厳しい状況にあり、今後「グローバル1位」を期待しにくい分野からは手を引く選択をしたことだ。
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