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2020/03/06

<鳳仙花>◆武漢で診察続ける韓国人医師◆

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの拡散が最も深刻な中国・武漢で、地元の韓国人同胞の診察を続ける医師がいる。韓中合弁病院で働いていた李サンギ医師(50)だ。

 李医師は、「新型肺炎による死亡のニュースを聞くたびに不安でストレスが大きくなる。しかし、韓国人医師が一人でも武漢に残っていれば、同胞たちに安心感を与えることができると思う」と武漢残留の理由を説明する。

 李医師は当初、12日に武漢を出発した第3次チャーター便に搭乗する予定だったが、結局は乗らなかった。武漢に100人を超える韓国人が残るという話を聞いたためだ。


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