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2021/02/12

<鳳仙花>◆KOSPI3000時代◆

 コロナ禍にもかかわらず韓国株式市場が活況を呈している。その指標であるKOSPI(総合株価指数)が1月7日に終値で3000を突破。その後騰落を続けながらも3000台をキープしている。実は、新型コロナウイルス流行初期の昨年3月19日にはKOSPIは1457にまで急落した。先行きを懸念した機関投資家や外国人投資家が売りに出たからだが、急激に回復できたのは個人投資家が大挙市場に参加し47兆㌆もの買い越しを続けたおかげだ。

 新たに市場に参加した個人投資家の多くが20~30歳代である。大学では株式投資を学ぶサークルが人気を呼んでおり、サラリーマンの間でも株式投資への関心は高い。投資額は多くが200万~300万㌆だが、昨年はかなりの収益を上げたようで、証券業界関係者は投資熱は当分続くだろうとみている。


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