新年の主要メディアで韓日とも脱炭素特集が目立った。すでに昨年から炭素排出実質ゼロを意味するカーボンゼロ、カーボンニュートラルとの表現が一般化し始めている。気候温暖化を防止しなければ地球環境は危ぶまれるとの危機意識が高まっているせいだろう。先日のNHKの特集番組では、シベリアの永久凍土が融けると、閉じ込められていた未知のウイルスが大気中に放出される危険性を指摘していた。このままいくと早ければ2030年にも、地球の平均気温は臨界点に達し、温暖化現象は暴走を始めるという。破局を回避へ向け脱炭素政策の強化が求められている。
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