国際社会で韓国の存在感が高まっている。UNCTAD(国連貿易開発会議)は韓国の地位を途上国から先進国に格上げしたが、すでに貿易や産業などで韓国は世界上位圏にあり、映画やドラマ、K-POPなど文化面で世界に広く浸透している。
だが、経済だけでは測れない「国民の幸福度」はそれほど高くなく、南北分断による緊張や激しい競争社会でストレスを抱えている人も多い。様々な世界ランキングの順位を通じて韓国の実像を確認してみたい。
まず国力の水準を示すGDP(国内総生産)規模。IMF(国際通貨基金)統計で韓国は昨年に1兆5512億㌦を記録し、世界10位にランク。輸出は5000億㌦を超え世界7位。メモリー半導体シェアや造船受注は世界一で、スマートフォン販売ではサムスン電子が昨年2億5500万台を販売し世界トップ。自動車販売は現代自動車グループで世界5位だ。
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