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2021/09/24

<鳳仙花>◆難民の韓国定着に支援の輪を◆

 アフガニスタンを脱出した難民390人が韓国に先日到着し、自主隔離期間を終えて、忠清北道の臨時生活施設で暮らしている。このアフガン難民の通訳と支援に務めるウズベキスタン難民出身の女性がいる。ツバイドバ・ローラさん(51)だ。

 クリスチャンのローラさんは、信仰の自由を求めて母国を逃れ、2010年にウズベキスタン人では初めて、夫と一緒に韓国で難民資格を取得した。12年からウズベキスタンやアフガニスタンの難民申請者を中心にフリーの通訳として、ソウル市と京畿道地域の裁判所や出入国外国人庁などで働いている。自らの経験を基に、難民の立場を理解した通訳に努めている。

 最近では1、2次審査で脱落して訴訟を起こした難民申請者のために、ソウル行政裁判所にも出向いている。これまで携わった難民申請者は1万人近くになるという。

 10年間、難民申請者を最も近くで見守ってきたローラさんは、「韓国の難民審査制度も多くの変化と進化を重ねてきた。最初は審査過程もあいまいで、審査官の教育も不足していたが、難民申請者が増えるに連れて整備が進んだ」と振り返る。


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