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2021/12/03

<鳳仙花>◆韓国の水上太陽光発電◆

 脱炭素時代を迎え、世界的に太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスなどの再生エネルギー導入に力を入れている。韓国も2050年に二酸化炭素排出をゼロにする炭素中立(カーボンニュートラル)を実現するため、現在7%にすぎない発電に占める再生可能エネルギー比率を70%にまで引き上げる計画だが、その中心となるのが太陽光発電だ。

 韓国は70%が山地で、太陽光パネルの設置場所が不足している。そのため、ダムなどを活用した水上太陽光発電を増やしている。

 政府の計画によると、30年までに全国19カ所のダムに設置する水上太陽光発電設備は合計2・1㌐㍗規模だ。パネル設置面積は25・8平方㌔㍍で汝矣島の面積の9倍、サッカー競技場で言えば3600面以上に相当する。


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