韓国は美容大国として知られ、コスメは優れたものが多く世界的にも注目されている。そんな韓国に隠れた世界的な化粧品開発会社が存在する。今年、創業30周年を迎えたコスマックスだ。創業当時4人だった従業員は国内外で1万人を超え、化粧品ODM(相手先ブランドによる設計・生産)で売上高世界一の企業に急成長した。2018年に売上高1兆㌆を超え、コロナ禍でも拡大を続けている。
当初、OEM(相手先ブランドによる生産)企業として出発したが、技術蓄積などを重ね、受注生産だけでなく、企画提案、製品設計、品質管理、さらにはマーケティングまで行うODM企業として世界市場を席巻している。最近の動きとしては、日本の茨城県に化粧品工場を建設する計画がある。来年着工し、25年稼働の予定という。実現すれば、メイド・イン・ジャパンの韓国化粧品が世界市場に広がることになる。
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