「私たちにはまだ記憶すべき名前があります」
昨年10月29日夕方、ハロウィンイベントに訪れた159人が亡くなった梨泰院事故から1年を迎え、現場に設けられた追悼施設「10・29記憶と安全の道」のプレートに刻まれた言葉だ。
結婚式を目前に控え、ウエディングドレスを試着後に梨泰院を訪れて亡くなった29歳の韓国人女性、日韓の懸け橋になりたいと韓国留学中に事故に遭った26歳の日本人女性、友人たちと遊びに来て事故に巻き込まれた男子高校生など、犠牲者の多くは希望にあふれた若者たちだった。あまりにも残念でならない。
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