例年に比べ気温差の激しい気まぐれな天気の続く韓国だが、少しずつ春の兆しが見えてきた。まだまだ朝晩は冷えるものの、どんよりとした冬景色から一転、草木や花々が咲き始め、色鮮やかに彩っている。3月が入学、就職シーズンの韓国。各地で入学式や入社式が行われ、若者たちの新生活がスタートした。大陸からは春の使者「黄砂」が飛来し、春を感じさせる。また、全羅南道・光陽(クァンヤン)では、毎年恒例の梅祭りが開かれ、全国的に知られる桜の名所、慶尚南道・鎮海(チネ)では4月1日から軍海祭が開かれるなど、全国各地で春のイベントが目白押しだ。早春の風景をスケッチした。