ここから本文です

2014/01/01

<Korea Watch>作ってみよう韓国の正月料理

  • 作ってみよう韓国の正月料理

                    トックッ(韓国式雑煮)

 韓国の正月料理といえばトックッ。うるち米の粉を蒸してつき、細長く延ばした棒餅を小判型に斜め薄切りにしてスープで煮た韓国式雑煮だ。

 韓国では年齢を数え年でいうため、誰もが新年にひとつ年を取る。正月にトックッを食べる意味としては、いくつかの説がある。

餅の白色が純粋無垢を象徴することから、白い餅で一年のスタートを切ることで、一年間の無病息災と幸福を祈願するという説。また、餅の形からみて、棒状延ばすのは、「財が伸びるように」、あるいは長寿を願う意味が込められ、それを小判型に薄切りするのは、「金銭に恵まれるように」という願いが込められているという。

 トックッの他にも、餅を使った正月料理に、餅入り餃子スープ、餅炒め、餅の蒸し煮、餅の串焼き、餅と野菜の炒め和えなどがあるが、どれもこのシンプルな白餅が使われる。


つづきは本紙へ