◆韓国保健社会研究院「超低出産と今後の人口動向」発表◆
韓国保健社会研究院は報告書「超低出産と今後の人口動向」を発表し、韓国で1人の女性が生涯に産む子どもの平均数を示す合計特殊出生率が現在の1・2人から上昇しなかった場合、2100年には全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が5割に達すると予想した。
生産年齢人口(15~64歳)1人が高齢者1人を扶養する計算で、若い世代の負担が増えるだけでなく、莫大な社会保障費用による政府の財政収支悪化が予想されるため、出生率上昇に向けた早急な対策が求められている。
同報告書によると、合計特殊出生率が1・19人(2013年)程度にとどまる場合、韓国の総人口は2026年(5165万人)をピークに減少に転じ、2100年には2222万人まで急減することが予想されることが分かった。
韓国人の平均寿命は2100年までに、男性は77・2歳から89・3歳に、女性は84・1歳から93・2歳にそれぞれ伸びると仮定し算出したもの。
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