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2020/11/20

<Korea Watch>米バイデン氏に期待感

◆現代経済研が報告書、「バイデノミクスの特徴と示唆点」を発表◆ 

 米大統領選で民主党のジョー・バイデン氏が当選を確実にしたことで、韓国で同氏の経済政策「バイデノミクス」に対する期待が高まっている。とりわけ、多国間貿易体制への復帰や景気刺激策、環境重視の政策は韓国企業に有利に働きそうだ。現代経済研究院は報告書「バイデノミクスの特徴と示唆点」を発表し、バイデン氏によって新型コロナウイルスによる経済的打撃からの回復、財政支出の拡大、中産階級の復調などが実現した場合、韓国の総輸出増加率は0・6~2・2㌽、経済成長率は0・1~0・4㌽押し上げられると見込んだ。ただし、低金利継続に伴う負債の累積とウォン高に伴う輸出商品の価格競争力の弱体化などの危機要因も常に存在すると警告した。


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