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2021/10/29

<Korea Watch>揺らぐサムスン共和国 第92回                                                              国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 氏

  • 揺らぐサムスン共和国 第92回                                                              国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 氏
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◆第2の半導体に浮上したサムスンバイオロジクス◆

 2021年8月下旬、サムスングループは、23年までの3年間に、半導体・バイオなど戦略事業に240兆㌆を新規投資し、4万人を直接雇用すると発表した。240兆㌆のうち約90%にあたる200兆㌆は、サムスン電子に関わる投資計画である。

 サムスン電子は半導体に関して、メモリー半導体事業をグローバル市場で絶対的な優位を確立し、特にシステム半導体に関しては、ファウンドリー工程の研究開発及び設備投資を加速化することで、世界1位に向けての基盤づくりを強化するとしている。

 またバイオに関しても、コロナ禍以後に予想される産業及び社会構造の変革に備えて、責任ある企業としての役割を果たしていくと説明した。このことは、サムスンがバイオ産業を第2の半導体に位置付けたことを意味する。


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