◆現代経済研が報告書、「主要国の輸出競争力の比較と示唆点」を発表◆
現代経済研究院は報告書「主要国の輸出競争力の比較と示唆点」を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で急激に萎縮した韓国の輸出回復が続く中、今後コロナウイルス危機克服と国内景気回復へ向け、輸出が重要な役割を果たすと指摘している。
一方で、韓国の半導体など情報通信技術(ICT)産業の輸出競争力は日本、米国、ドイツなどの先進国レベルに追い付いたという分析結果を示した。しかし、非ICT産業の輸出競争力は依然として先進国に後れを取っており、格差がますます広がっていることが分かった。特定分野への集中度を軽減し、様々な分野で高い競争力を確保できる代案が必要だという指摘だ。
報告書によると、新型コロナウイルスの感染拡大で減少した韓国の輸出は、昨年11月に前年同期比3・9%増とプラス転換した後、先月まで5カ月連続で増加し、回復基調が続いている。
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