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2022/03/11

<Korea Watch>エンゲル係数21年ぶり最高値

◆現代経済研が報告書「2021年家計消費の特徴と示唆点」を発表◆

 現代経済研究院は報告書「2021年家計消費の特徴と示唆点」を発表し、家計における消費支出に占める食料費の比率を示す「エンゲル係数」は昨年12・86%と、2020年(12・85%)に比べ0・01㌽上昇した。これは2000年(13・29%)以来の最高値。エンゲル係数は2019年11・37%から2020年12・85%に急騰し、2021年12・86%にわずかだが高まった。

 新型コロナウイルス流行の長期化に加え、物価上昇が重なり、食料品、家賃などが値上がりし生活必需品に支出する金額が増えている。経済学界では一般的に、国民の所得が増えれば衣食住など基本的な生存に関連する支出の比率は減り、文化・レジャー・教育などに関連する消費比率が増えるとみている。しかし2020年に始まった新型コロナウイルスの大流行で基本的な生計維持のための消費支出が増えたという分析だ。報告書は、食料品の物価が上昇したのもエンゲル係数の急騰に影響を及ぼしたと指摘した。


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