◆インテルのファウンドリ再進出を憂慮するサムスン◆
現在、量産型のメモリー系半導体の時代から、オーダーメード型であるAI(人工知能)、自律走行車、5G(第5世代移動通信)などシステム半導体への需要が一気に拡大する中、供給不足から価格の上昇を招いている。半導体の世界市場規模の2割がメモリー系で残り8割が非メモリー系で占められている。システム半導体の中核となるビジネスが、ファウンドリ(半導体委託生産)事業である。ファウンドリ事業で世界トップのTSMC(台湾積体電路製造)は、今年の設備投資も前年比47%増の440億㌦と勢いがある。
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