◆現代経済研が報告書、「半導体サプライチェーンの構造的変化と示唆点」発表◆

　現代経済研究院は報告書「半導体産業グローバルサプライチェーンの構造的変化と示唆点」を発表した。半導体が国家安全保障レベルの重要産業として浮上し、全世界に「半導体国家主義」の風が吹き荒れる中、韓国半導体産業の海外依存度が高いことが分かった。今後繰り広げられる半導体覇権争いで不利な立場に置かれている。特に米国と貿易摩擦を起こしている中国から半導体素材を輸入する割合が増えており、米中関係によって半導体産業は相当な打撃を受ける可能性があるという懸念が指摘されている。

　報告書によると、韓国の半導体素材（18品目）は輸入額が輸出額を上回る赤字構造が持続している。ただし、韓国の半導体輸入額は2010年以降80億㌦前後から大きな変化がない半面、輸出額はこの10年間に41億㌦から64億㌦に高まり、赤字幅が減った。

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