◆現代経済研が報告書「最近の経済動向と景気判断」を発表◆
現代経済研究院は報告書「最近の経済動向と景気判断―物価頂点通過と今後の景気低迷」を発表し、物価高とグローバル景気低迷の懸念の中で韓国が内需と輸出が同時に低迷する「複合不況」に陥る恐れがあると分析した。また、韓国政府が経済政策目標を物価安定から景気低迷防御に転換しなければならないと同時に指摘した。
報告書は8月、消費者物価上昇率が5・7%を記録、前月(6・3%)より下落したという点で、消費者物価上昇率が7月にピークに達したと判断した。しかし、第3四半期(7~9月)に入り、家計消費心理が悪化し、設備投資が低迷するなど、景気が下降局面に突入したと診断した。また、世界経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の持続、ロシアのウクライナ侵攻などで低迷局面に突入する可能性が大きくなり、輸出景気下降の懸念が高まったと指摘した。
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