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2022/10/21

<Korea Watch>下方圧力高まるグローバル経済

◆現代経済研が報告書、「最近の主要国の景気動向と示唆点」を発表◆

 現代経済研究院は報告書「最近の主要国の景気動向と示唆点」を発表した。世界経済はロシアのウクライナ侵攻の長期化、インフレ、主要国通貨の緊縮加速化などの影響で景気の下方圧力が高まっている。新型コロナウイルスのパンデミック以降、上昇傾向に転換していたOECD(経済協力開発機構)の景気先行指数は2021年9月から下落傾向に転換、2022年8月まで12カ月連続で下落し、98・9㌽を記録した。

 一方、グローバル経済政策の不確実性をはじめ、サプライチェーンへのプレッシャーも依然として高い状況が続いている。2022年8月基準のグローバル経済政策の不確実性指数は262・0で基準の200を上回り、ロシアのウクライナ侵攻以前の水準には回復できない状況で、グローバルサプライチェーンの圧力指数も下落傾向が続いており1・84を記録し、平均値のゼロ水準を大きく上回っている。


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