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2023/02/10

<Korea Watch>韓国経済は不況局面に

◆現代経済研が報告書「2023年の国内トレンド」を発表◆

 現代経済研究院は報告書「2023年の国内トレンド」を発表した。報告書では韓国内における今年の主要キーワードを提示。今年の韓国経済は不況局面に突入すると指摘した。ただし、下半期に入ってからは、景気が好転する可能性もあると付け加えた。

 最初のキーワードとして楽観論と悲観論が交差する「上低下高の可能性(Optimism and Pessimism)」を挙げた。また悲観的な長期不況L字型の傾向がみられると指摘した。今年の国内インフレ(物価上昇)傾向などを考慮した場合、景気後退が本格化し、不況局面に突入する可能性があると予想。ただし、国内外のリスク要因の行方によっては、「上低下高」の景気傾向になるとの見方を示した。「上低下高」とは、上半期には沈滞局面が続き、下半期に入って景気が回復傾向を示す可能性があるという意味だ。


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