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2024/09/27

<Korea Watch>揺らぐサムスン共和国 第127回         亜細亜大学アジア研究所特別研究員 石田 賢 氏

◆中国企業に圧迫されるサムスンディスプレイ◆

サムスンディスプレイは、主力である中小型有機EL(OLED)市場において、国内外の競合他社からの激しい追撃に苦慮している。中小型OLED市場は、各社ともにその成長性が注目されている。従来の液晶パネル(LED)と比較して、OLEDは鮮明な色彩で優れていることから、顧客による選好が強まっている。英市場調査会社オムディアによれば、今年のOLED出荷台数は11億2000万台を見込んでおり、昨年末に予測した2024年の出荷台数9億4000万台より19・1%増と見ている(24年9月3日発表)。


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