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2024/12/20

<Korea Watch>揺らぐサムスン共和国 第130回         亜細亜大学アジア研究所特別研究員 石田 賢 氏

◆BtoCの家電事業で勝負するサムスン電子◆

 サムスン電子のDX(デバイス・エクスペリエンス)部門は、全社売上の6割以上を占める。この部門は2021年12月に消費者家電(CE)とIT・モバイル(IM)の2つの事業部を統合して生まれた。DX部門の事業領域は広く、テレビを始めとしてモニター、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、スマートフォン、ネットワークシステム、コンピュータなどを生産・販売している。


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