◆ＯＥＣＤが報告書、「不法貿易と韓国経済」を発表◆

　ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）は報告書「不法貿易と韓国経済」を発表した。同報告書によると、全世界で流通している韓国企業の知的財産権侵害模倣品の規模が2021年基準で計97億㌦（11兆1000億㌆）に達することが分かった。これは韓国全体の輸出額の1・5％に達する規模だ。特許庁が模倣品流通による韓国企業の経済的被害を分析するため、ＯＥＣＤに依頼した調査結果だ。ＯＥＣＤが韓国企業の模倣品流通による経済的な影響を分析したのはこれが初めて。

　世界中に流通している韓国企業の模倣品2件のうち1件は電子製品だった。最も被害を受けた品目は電子製品（51％）で、繊維・衣類（20％）、化粧品（15％）、雑貨（6％）、玩具ゲーム（5％）などの順で続いた。韓国企業の模倣品の大半は香港（69％）と中国（17％）から輸出されたものだった。

つづきは本紙へ