◆現代経済研が報告書、「低成長基調脱出のための潜在成長力拡充が急務」発表◆
現代経済研究院は「低成長基調脱出のための潜在成長力拡充が急務」と題する経済報告書を発表し、今後韓国景気が底を打ち、緩やかな回復局面に突入する可能性が高いと判断した。ただし、輸出景気の好転度合いが内需をけん引するほどではない場合、韓国はL字型の低迷長期化に進む可能性も排除できないと指摘した。
報告書は2023年第4四半期(10~12月)時点で、韓国経済は輸出では微弱な好転傾向がみられるが、内需が不振から抜け出せない景気低迷局面にあると評価した。輸出部門は対中輸出が振るわない中、半導体などの輸出で好転の傾向がみられるなど弱含みながら回復傾向が現れているが、内需部門は物価高・高金利にともなう実質購買力の弱化により消費や投資が不振から抜け出せずにいるとの分析だ。
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