◆現代経済研が報告書「主要国の経済および主要価格指標の展望と示唆点」発表◆
現代経済研究院は「主要国の経済および主要価格指標の展望と示唆点」と題する懸案・課題報告書を通じて、今年の国際原油価格が1バレルあたり80㌦台の水準を維持するとの見通しを出した。主要産油国の減産強化措置やイスラエル・ハマス戦争、紅海情勢など地政学的リスクにより供給懸念が続き、原油価格が高水準を維持するとの分析だ。
研究院は、国際原油価格が引き上げられる要素に主要産油国の減産措置を挙げた。原油価格が高水準を維持するとの判断だ。OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの産油国を加えたOPECプラスは、昨年11月の会議で自発的な減産を今年第1四半期まで延長し、1日あたりの減産規模も従来の130万バレルから90万バレル追加し、220万バレルへと拡大した。
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