◆現代経済研が報告書、「2024年のグローバルトレンド」発表◆

　現代経済研究院は、最近の主な国内外の分析資料などをもとに「2024年のグローバルトレンド」と題した報告書を発表し、2024年は米国やＥＵ（欧州連合）など76カ国で選挙が予定されている中、世界的に右派が強気なこともあり自国優先主義が拡大すると予想した。具体的には、グローバル政治、経済、産業、技術、環境、社会、文化などの分野で新たに注目される7つのトレンドが浮上。グローバル政治部門では「右傾化する世界」と「軍備競争の再臨」を選定、経済部門では、急激な物価上昇を凌ぎ「中間にいかりを下ろした物価」と「都市破滅の連鎖」を、産業・技術、環境、社会・文化では「宇宙経済競争の激化」、「グリーンラッシュの逆襲」、「デジタル犯罪の進化」の7つを挙げた。

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