◆韓国銀行が報告書、「物価高と消費関連経済展望」を発表◆
韓国銀行は、経済予測報告書「物価高と消費関連経済展望」を発表し、2021年以降の物価の急騰が民間消費の増加率を引き下げたと分析した。物価が大幅に上がった21年から今年4月までの消費者物価指数の年換算上昇率は3・8%で、2010年代の1・4%の2倍を上回った。同行による分析の結果、20~23年の各所得階層の消費品目の割合の違いを反映した実効物価上昇率は、高齢層で16・0%、低所得層で15・5%と青壮年層(14・3%)と高所得層(14・2%)より高かった。物価上昇率が相対的に高かった食料品などの消費割合が高かったからだ。民間消費は今年に入って再開の兆しがみられているが、依然として傾向線を大幅に下回っている。
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