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2024/06/14

<Korea Watch>下半期に輸出回復の兆し

◆現代経済研が報告書、「下半期輸出のリスク要因と展望」発表◆

 現代経済研究院は、報告書「下半期輸出のリスク要因と展望」を発表し、今年の輸出景気は全般的に昨年の低迷からは抜け出しそうだが、下半期の輸出回復は期待ほど高くはないだろうと見通した。

 韓国経済成長を牽引する輸出景気のレジリエンス(回復力)の強靭化に向けた対応、米中対立激化によるブロック経済化の深化および規制強化への備え、内需部門の景気調整機能強化などを挙げた。

 同院は最近の輸出景気および予想されるリスク要因は1月の時点での前提条件から大きく外れないと判断した。これに対し、年間輸出増加率は2023年のマイナス7・5%から2024年9・3%に成長し、1月の予想値を維持できるだろうと見通した。ただ、従来の見通しより、下半期に輸出回復傾向が集中するだろうとも付け加えた。


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