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2024/06/21

<Korea Watch>輸出回復も内需振るわず

◆現代経済研が報告書、「最近の経済動向と景気判断」発表◆

 現代経済研究院は報告書「最近の経済動向と景気判断」を発表し、米連邦準備制度(FED)の金融緩和への「ピボット」(方向転換)が遅れ、韓国銀行の金利引き下げも予想より遅れる可能性が高まっていると分析した。また、FEDのピボットまでの間、民間経済主体の消費・投資余力が枯渇するのを防ぐために短期的な「ブリッジ戦略」が必要だと指摘した。

 報告書は米国内の物価上昇圧力が急には解消されず、FEDの金利引き下げ時期の不確実性が増幅していると診断した。これに伴い、韓国経済の回復速度を強化するために必須条件である金利引き下げも相当期間遅延する恐れがあると判断した。


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