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2024/08/02

<Korea Watch>消費不振が景気回復の障害に

◆現代経済研が報告書、「国内消費状況の点検と示唆点」を発表◆

 現代経済研究院は報告書「国内消費状況の点検と示唆点」を発表した。金利高、物価高による消費不振が続き、消費回復も遅れ、消費不振が今後の景気回復の障害になりかねないとの懸念を示した。消費不振の長期化が下半期の韓国景気に否定的な影響を与えないよう通貨政策の効率性を高めなければならないとの指摘が続いた。

 その内容によると、韓国内の民間消費は新型コロナ禍以降の2021年第1四半期(1~3月)以後、素早い回復を見せ、昨年上半期までその流れが続いた。しかし、昨年下半期に0%に下落し、今年の第1四半期も1・0%の増加に留まった。国内の民間消費の成長貢献度は、昨年第2四半期から今年第1四半期まで4期連続で0㌽台に留まっている。


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