◆現実を直視した経済活性化につながる政策を◆
この8月、ウォンが約3年半ぶりに1㌦=1200㌆台に下落した。ウォンが下落した背景には、米中貿易戦争の影響で韓国の輸出不振が強まり、景気先行きへの懸念が広がったことがある。韓国経済が輸出に大きく依存し、かつ対中輸出依存度が高いことがウォン売りの材料となった。
この時期は、日韓関係が一段と悪化したこともあり、韓国ウォッチャーを自称する人たちや一部の大学教授の間で、韓国経済の破綻やウォン急落などが盛んに論じられた。多くは、「初めに結論ありき」の代物である。
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