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2019/12/13

<オピニオン>韓国企業と日本企業 第81回 北朝鮮の非核化と韓国の安全保障政策                                                    多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

  • 韓国企業と日本企業 第81回 北朝鮮の非核化と韓国の安全保障政策                                                    多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

    キム・ミトク 多摩大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授、アクティブ・ラーニングセンター長。1962年兵庫県生まれ。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て現職。

◆激変する韓半島を取り巻く国際関係◆


 文在寅政権は、南北関係の改善、韓日関係の悪化、韓米関係の変化など韓半島を取り巻く国際関係が激変する中、世界におけるポジショニングや国家の在り方を模索している。具体的には、①安保における米国依存からの脱皮による政治的自立(韓米同盟と自主防衛の強化)、②経済における日本依存からの脱皮による経済的自立(自国とドイツを活用したサプライチェーンの再構築)、③歴史問題(植民地支配・南北分断)の抜本的解決による民族的自立(アイデンティティーの確立)を目指して藻掻いている。


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