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2020/07/17

<オピニオン>転換期の韓国経済 第125回                                                       日本総合研究所 向山 英彦 上席主任研究員

  • 転換期の韓国経済 第125回                                                       日本総合研究所 向山 英彦 上席主任研究員

    むこうやま・ひでひこ 1957年、東京生まれ。中央大学法学研究科博士後期課程中退、ニューヨーク大学修士。証券系経済研究所などを経て、2001年より(株)日本総合研究所勤務、現在調査部上席主任研究員。中央大学経済学部兼任講師。主な著書に「東アジア経済統合への途」など

  • 転換期の韓国経済 第125回                                                       日本総合研究所 向山 英彦 上席主任研究員

◆より高次元の韓日分業時代に突入へ◆

 日本政府による対韓輸出管理強化後、韓国では輸入先の多角化や国産化など「脱日本化」が進み始めた。以下では、個別輸出許可に切り替わった3品目のうち、フォトレジストとフッ化水素についてみていく。

 フォトレジストのなかで個別輸出管理の対象になったのはEUV(極端紫外線)向けである。日本企業が世界市場の約9割を占め、JSRや東京応化工業などが生産している。


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