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2020/01/10

<オピニオン>曲がり角の韓国経済 第49回 政府の大きな悩み、増え続ける家計債務                                                     ニッセイ基礎研究所 金 明中 准主任研究員

  • 曲がり角の韓国経済 第49回 韓日両国の迅速な関係改善を願う                                                     ニッセイ基礎研究所 金 明中 准主任研究員

    キム・ミョンジュン 1970年仁川生まれ。韓神大学校日本学科卒。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期・後期博士課程修了。独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て現在、ニッセイ基礎研究所准主任研究員。

◆金融危機や国家破産に陥らぬよう慎重な対策を◆


 韓国における家計債務が継続して増加している。2019年第3四半期現在における韓国の家計債務総額は1573兆㌆で、対前年同期比3・9%が増加した。家計債務とは、家計部門が抱える金融機関などからの借金のことであり、住宅や自動車のローン、クレジットカードを使った借り入れなどが含まれる。


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