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2020/08/14

<オピニオン>韓国企業と日本企業 第88回 コロナ禍と米中対立が起こす北東アジアの地穀変動①                                                  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

  • 韓国企業と日本企業 第88回 コロナ禍と米中対立が起こす北東アジアの地穀変動①                                                  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

    キム・ミトク 多摩大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授、アクティブ・ラーニングセンター長。1962年兵庫県生まれ。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て現職。

◆大国に翻弄されジレンマ抱える韓国◆

 日本を取り巻く北東アジア情勢(日本・中国・韓国・ロシア・モンゴル・北朝鮮・台湾)は、米中対立の影響を大きく受けていたところに、コロナショックが覆いかぶさることによって地殻変動が起きている。この北東アジアの地殻変動は、リスクと見るのか、チャンスと捉えるのか。またチャンスと捉える場合、自国だけの安保と経済の利益を考えるのか、北東アジア地域全体の平和と繁栄への貢献を考えるのか、自国の国益と北東アジアの地域益の両方を考えるのか。


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