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2020/10/16

<オピニオン>韓国企業と日本企業 第90回 コロナ禍と米中対立が起こす北東アジアの地穀変動③                                                  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

  • 韓国企業と日本企業 第90回 コロナ禍と米中対立が起こす北東アジアの地穀変動③                                                  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

    キム・ミトク 多摩大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授、アクティブ・ラーニングセンター長。1962年兵庫県生まれ。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て現職。

 コロナ禍が変える新しい世界とVUCAの時代(ブーカ、Volatility・変動性/Uncertainty・不確実性/Complexity・複雑性/Ambiguity・曖昧性)は、不透明性が高く、視界不良であるためこれまで以上に「世界で何が起こっているか」をより広く把握かつ深く洞察する必要がある。その方法論としては、国際関係学や国際政治学のみならず、経済学や経営学も取り入れ、情報は研究者のみならず、テクノクラート、国際金融実務家、インテリジェンス、経営者などからも収集する。そしてこれらを統合・総合して、地政学的知恵(ゲオポリティカル)に変える能力が求められる。


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