◆懸念続く強硬策に偏る政府の対策◆
韓国ではこのところ、政府の強力な不動産規制政策とコロナ禍による景気の不確実さにもかかわらず、不動産価格が高騰を続けている。国土交通部は、文在寅政権に代わってからソウル市のマンション価格は14%上昇したと発表した。しかしながら韓国不動産院のホームページに公開されている共同住宅実取引価格指数をみると、ソウル市のマンションの売買実取引価格指数(2017年11月=100)は、文在寅政府が誕生した17年5月の95・4から21年1月には149・1となっており、約1・56倍上昇している。
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