◆コロナ禍の企業経営◆
G20の第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)平均成長率が、第1四半期(1~3月)の0・9%に比べて0・4%と半分に減った。つまりG20の回復力が半減したという。9月18日に経済協力開発機構(OECD)が発表した集計結果で、この背景には、特に新型コロナ対応とワクチン接種の進行度合いなどによって、国家間の成長率の格差はさらに拡大したことがあるとされている。国別にみると、新型コロナワクチン接種を世界で最も早く行った英国が1位で、4・8%と第2四半期ではG20諸国の中で最も高い成長率を記録した。以下イタリア2・7%、欧州19カ国平均2・3%と続き、韓国は第1四半期の1・7%から0・8%(14位)へと0・9㌽下落した。ちなみに日本は0・5%(16位)となった。
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