◆韓国は国際的地位高める戦略展開へ◆
主権国家・緩衝国家・中立国とは一線を画す、または超越するような国家理念を掲げ、第3の道を突き進む国家がある。例えばインドは、米英がインド太平洋で主導する経済安保連携である「クアッド(日米豪印)」「新クアッド(米印・イスラエル・アラブ首長国連邦)」、中ロがユーラシア大陸で主導する経済安保連携である「上海協力機構(加盟国9カ国+準加盟国41カ国=50カ国)」一帯一路を推進する「AIIB加盟国104カ国(インドが1番の投融資相手国)」と協調しつつも、「非同盟主義の立場」「大国間の戦略的競争における第3極の軸」を貫いている。
非同盟主義とは、第2次大戦後、東西両陣営のいずれにも組せず、中立国の団結で平和を守ろうとする立場・主義で、「非同盟諸国首脳会議」加盟国が120カ国に上る。
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