◆韓日企業に遊牧知学ぶ連携や協力の余地◆
多摩大学寺島実郎学長が主宰するインターゼミ・アジアダイナミズム班では、「モンゴル帝国史」について研究している。これまで5年間に完成させた論文のテーマは、2017年「モンゴル帝国のユーラシア興隆史(107頁)」、18年「モンゴル帝国の興隆と衰退(244頁)」、19年「モンゴル帝国と朝鮮半島(80頁)」、20年「パンデミックのユーラシア史とポストコロナ~モンゴル帝国史を起点としたペストの欧州と日本の中近世史~(119頁)」、21年「倭寇とモンゴル帝国史~海洋の渡海民と大陸の遊牧民~(108頁)」である。履修・参画した学生・院生や卒業生・修了生は延べ55名、論文の合計頁数は658頁に上る。また、22年度も「華僑とモンゴル帝国史」について研究している。
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